ナレーションが発行する隔月誌 隔月インタビュー 同じ時代、同じ地域に生きる人の言葉を聞いてください。

月間インタビュー表紙
    

新調!岸影太鼓台

岸影自治会長 明石 良輝 氏
岸影太鼓台新調委員長 渡辺 文隆 氏
新調統括補佐 伊藤 豪 氏
運営委員長 越野 慎一 氏
青年団長 福延 隆宏 氏

天保4年(江戸時代)からの歴史を受け継いできた岸影太鼓台。令和の時代に七代目が新調され地元は喜びに沸き今年の祭りを迎えた。有史以来変わらぬ縞の天幕に飛龍と虎の高蘭幕。新たに水面に映る平等院鳳凰堂を描いた七代目の太鼓台。親父から息子へ、そして孫へとつながる先人から受け継いだ岸影の伝統とは。岸影太鼓台が新調建設に至った経緯と岸影太鼓台の歴史と魅力をインタビューしました。

     

「お供」の伝統を誇りに本町お供だんじり

伊曽乃神社祭礼本町御供だんじり
大川 隆三 氏
胡 光 氏
曽我部 有司 氏
白川 剛 氏
塩ア 源一郎 氏

伊曽乃神社祭礼において、常に神輿の後に付き御供の役割を担う、本町御供だんじり。祭礼の渡御行列では、全77台の最後尾を務める。御城下の町人街で一番栄えていた本町がだんじり保有300年以上の歴史を持ち、最も古いだんじりとされている。本町が御供だんじりと言われる所以や役割についてインタビューしました。

     

だんじりよ永遠に

西条史談会続・西条まつり
著者 吉本 勝 氏

寺社仏閣を手掛ける大工の家系で西条祭りの楽車(だんじりの)大工としても名を残された吉本寅吉さんを祖父に持つ吉本勝さん。祖父の寅吉さんと父の誉男さんが地域の子どもたちの為にと自費を投じて製作した子どもだんじりは、現在、駅西こどもだんじりとして運行されている。幼い頃から祖父の大工仕事を見ながら育ち、お祭り好きが功を総じて発行した西条まつりの著書には、ご自身で調査しまとめた各神社の歴史や、各楽車の紹介などが掲載されている。吉本さんが知る西条まつりの歴史をインタビューしました。

     

独自の立体型刺繍を考案!縫師・石井良輝

えひめの伝統工芸奨励賞受賞
縫師 石井 良輝 氏

令和4年度えひめの伝統工芸奨励賞を受賞された飾り幕縫師、石井良輝さん。幼少の頃に見た圧倒される凄みを感じた飾り幕。その記憶を自分の作品で再現したいと自ら技法や材料を研究し、学生の頃に学んだ相貫体交点の算出法を活かしたオリジナル技法「立体刺繍型」で太鼓台飾り幕を製作。幼少の頃から山下八郎氏の作業場で飾り幕製作の様子を見たり、太鼓台の製作に興味を持っていたという石井良輝さんに、オリジナル技法についてインタビューしました。

     

呉市豊町大長宇津神社祭礼大長櫓

大崎下島宇津神社祭礼大長櫓(おおちょうやぐら)
宇津神社宮司 越智 正浩 氏
総代長 多武保 洋 氏
総代 末岡 和之 氏
祭礼実行委員長 越智 慎太郎 氏

明治初期に新居浜から広島県豊田郡豊町(大崎下島)のに渡った太鼓台が今もなお、宇津神社の秋祭りで運行されている。櫓(やぐら)と呼ばれ、宇津神社の秋祭りを盛り上げる地域の象徴となっている。また、当時の飾り幕は神社に大切に保管されているという。新居浜から広島への太鼓台の繋がりを宇津神社越智宮司、総代の方々にインタビューしました。


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