別子銅山記念館 開館40周年
別子銅山記念館 館長田尾邦雄氏
300年を超える昔、新居浜の山深く分け入った別子山の一角で、銅鉱脈の露頭が発見された。
この銅山は、元禄4(1691)年、京都の住友家に依って開坑され、
以来昭和48(1973)年に閉山されるまで、282年間にわたり銅鉱石が採掘し続けられた。
今日も、我が国有数の企業として名前の知られる住友金属鉱山の沿革の重要部分だ。
同じ企業が、同じ場所で、何世紀にもわたって事業を続けた世界でも稀有の事例でもある。
新居浜市角野新田町にある別子銅山記念館は、その波乱に満ちた銅山経営の史料を
保存展示するため昭和50(1975)年に開館した。
以来、銅山を基盤に拡大発展し、一大グループとなった住友関連企業の社員や、
市民、県民、県外観光客など多くの人々が訪れている。
最近は、ふるさと学習の格好の場所として小、中学校の子どもたちの教育にも活用されている。
平成27年は開館40周年。昨年からは、常設展示のほかに、
テーマを絞った「特別展示」も始めた田尾邦雄館長にインタビューしました。
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2014年12月29日 別子銅山記念館 開館40周年 はコメントを受け付けていません | トラックバックURL |
カテゴリ: 新居浜市
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